【BASARA】ってどんな話だっけ!?名言も合わせて紹介(中盤)

BASARA(中盤)

 

漫画『BASARA』の名言とストーリーを紹介します。

 

↓前半はこちら↓

 

 

緑青の章

 

緑青の章1

野に下る

赤の王がクーデターにより失脚。芭蕉の船に乗る。

浅葱がサラサにKissをする。

緑青の章2

新天地

四道の妻(千手姫)を揚羽が助ける。

朱理とユウナが出会う。

サラサの目を治すため 角じい、ナギと共に沖縄に向かう。

緑青の章3

ハリケーン

朱理が沖縄に到着。今帰仁と出会う。

サラサも沖縄に向かうが 台風に合い一人で沖縄に。

緑青の章4

シナリオ

サラサと芭蕉が出会い、回復薬を貰う。

今帰仁の兄 運天に殺されかける。

なんとか逃げ切り、安里大統領を救うため前夜祭に向かう。

緑青の章5

火群(ほむら)

サラサの目が回復。朱理と再会。

朱理の背中にある刻印を火で焼く。

緑青の章6

幽霊船

朱理が幽霊となり日本軍に立ち向かう。

サラサは安里大統領を護衛する。

緑青の章7

約束

サラサが暗殺者を退ける。

日本軍と沖縄の全面戦争が始まる。

緑青の章8

墓碑

ヨーロッパ艦隊の花火により日本軍撤退。

サラサは運天の人質となる。

緑青の章9

悠久

運天とサラサは西表島に着く。

運天は暗殺者に殺される。

朱理は四国へ、サラサは東北へ…

 

名言①

視力を失い 不安になるサラサにナギが言います。

 

悪いことを悪くとらえるのでは あたりまえです。

よいほうにとってこそ勝負師ではないですか。

〜緑青の章2より〜

 

ナギは続けて 視覚を失っているなら聴覚を磨くチャンスだと言います。

逆境の時にこの発想は できません。

ポジティブシンキングを極めている人の考えです。

 

名言②

権威が無くなった赤の王にサラサは言います。

 

ムリとか無茶とかして うっかり大事な人をけとばしたりしたんでしょ。(略)

人を踏みつけたら いつか自分に帰ってくるんだってば。

〜緑青の章5より〜

 

目標達成のために周りが見えなくなってはいけません。

チームワークの大切さをサラサは伝えました。

 

名言③

復讐に狂いそうになる千手姫に揚羽は言います。

 

あなたは賢く時代を見つめなければ

なぜならあなたは母親だから わかりますか

国の未来を築くのは 救世主でも王でも 英雄でもない母親という人たちです。

〜緑青の章5より〜

 

続けて、馬鹿にするかどうかはあなた(母親)次第と言います。

教育の重要性に説いています。

 

名言④

タタラはすでに亡くなっていて サラサが身代わりをしていることを仲間に隠しています。

そのことでサラサは仲間に嘘をついていると悩みます。

相談をうけた運天はサラサに声をかけます。

 

たった1人で秘密を墓まで持って行く気なら黙っていればいい

だが信用したかったら 信用されたかったら 共に戦う気なら 話してやらないと…(略)

あなたが先に信じてやらねば

〜緑青の章9より〜

 

真実を知って もしも離れて行ってしまうなら その程度の人間であったと思う事。

相手を信じることが 相手から信用されることの一歩。

サラサにチームワークの大切さを語っています。

 

白銀の章

 

白銀の章1

タタラが女(サラサ)である事を仲間に打ち明ける。
白銀の章2

サラサと揚羽と浅葱で東北へ。

同盟をお願いするが 断られる。

白銀の章3

流刑

掟を破ったために 3人は網走刑務所に運ばれる。
白銀の章4

死戦

刑務所に送られ 手枷足枷がつけられる。

揚羽はサラサを守るために囚人の相手をする。

白銀の章5

カナリア

朱理は土佐の天麻と同盟を結ぶ。

揚羽が脱出について情報を得ようとするが、難しい事を知る。

白銀の章6

その名前

サラサが風の梟に襲われそうになるが 揚羽が助けに入る。

囚人が脱走を始める。

白銀の章7

曼陀羅華

ハヤトを見つける。

脱走者は捕まりB館に送られる。

白銀の章8

脱出

C館にいる玄武の使い手(多聞)に会いに行く。

那智や角じいが助けにくる。

白銀の章9

オーロラ

脱出に成功する。

馬車が壊れサラサと浅葱は寒い中を温め合う。

再び増長と出会い、東北との同盟を進めてもらえる約束をする。

 

名言はあまりなかったのですが、囚人の「シラス」がことわざを多用します。

 

笑中に刀あり

うわべは優しそうであるが、内心は陰険で、人を傷つけ陥れようとしていることのたとえ。

石に蒲団は着せられず

親が死んでからでは孝行はできないことをいうたとえ。

命長けりゃ辱多し

長生きするということは、その分だけ多く世間に恥をさらすということだ

きのうの少年今は白頭

つい昨日までの紅顔の美少年、今は はや白頭の老人になってしまっている

いけすの鯉

自由を束縛されていることのたとえ。また、死が待ち受けている運命のたとえ。

羊の歩み

屠所としょにひかれてゆく羊の歩み。死がしだいに近づくことのたとえ。

寝る間が極楽

寝ている間は現実の心配事や苦労を忘れることができて、まるで極楽にいるようだということ。

明日は明日の風が吹く

先のことを案じても始まらないので、成り行きに任せて生きるのがよいということ。

一殺多生

仏教のことばで、一人を殺して多くの人を生かすこと。多数の者の命を救うためには、悪人を一人殺すのもやむを得ないということ。転じて、大きな利益を得るために、小さな犠牲を払うこと。

焦眉しょうびの急

危険や急用が切迫している事態のこと。

深淵しんえんに望むが如し

非常に危険な立場にあることのたとえ。

ちりも積もれば山となる

些細な行動も、時間をかけて継続すると、やがて、思わぬ大きな結果につながるものであるということ。

人事を尽くして天命を待つ

力のあらん限りを尽くして、あとは静かに天命に任せる。

畑にはまぐり

畑を掘って蛤を求めるように、見当違いのことをすることのたとえ。

泣きっ面に蜂

悪いことが重なること、不幸な上にさらに辛いことが加わることのたとえ。

元の木阿弥もくあみ

ふたたび元のつまらない状態にもどること

一陽来復いちようらいふく

悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。

 

 

深紅の章

 

深紅の章1

接近

蘇芳の都を治めている 北の桃井がタタラ討伐に動く。

その隙をつくため 朱理・サラサは土佐から蘇芳に向かう。

深紅の章2

交差

桃井の長男「穂積」の恋人「廉子」がタタラを匿う。

朱理と今帰仁は下水道を通って蘇芳に入る。

深紅の章3

風雲

廉子が捕まり晒し者にされる。

腕を折られた穂積は口で絵を描く。

深紅の章4

思惑

蘇芳で反乱が起きて 桃井が襲われる。

穂積が助けに入り 殺される。

爆破に巻き込まれて 廉子も亡くなる。

サカキにより桃井が殺される。

深紅の章5

流火

相撲大会に那智が参加し、強さを認められ内部侵入する。

サラサが亜相に捕まる。

深紅の章6

皆紅

茶々と合流し赤の王とタタラ軍が戦闘する。

那智が宮殿の井戸を爆破し 水を断つ。

深紅の章7

願い

井戸を爆破した事で 街の井戸や泉が枯れる。

蘇芳の人たちはタタラに出ていくように石を投げる。

砂嵐により 両軍は撤退する。

サラサは一人船から降りて砂の街を彷徨う。

赤の王は四道の墓参りをして帰宅途中にサラサと出会う。

深紅の章8

腕(かいな)

サラサと朱理が出会い結ばれる。

翌日 タタラ軍と赤の王の戦いが始まる。

サラサは赤の王に斬りかかる。

深紅の章9

その先はしらず

サラサ=タタラ 朱理=赤の王である事をお互いが知る。

劣勢の赤の王は自害をする。

国王軍も攻めてきたが、タタラ・関東独立軍・東北鹿角の三者同盟により撤退。

日食が起こり サラサは朱理が言っていた指輪をもらう。

 

名言①

サラサと しばしの別れに揚羽は言います。

 

何をしなきゃとか するべきだとかじゃなくて

何をしたいかを いつも忘れず考えろ

〜深紅の章1より〜

 

この言葉は 他人の人生を生きるのではなく、自分の人生を生きろ と説明しています。

 

名言②

恨みをかわれている父親に桃井の息子は 殺されても仕方がないと考えます。

そんな態度に那智は言います。

 

おまえあかんわ!何言うてんねん

いざっちゅう時 一人息子が味方しちゃらんかったら 親父かわいそうちゃんか!

〜深紅の章2より〜

 

桃井は「力で押さえねば国はバラバラになる」と考えています。

なので、嫌われ役をしているところがあります。

だからこそ 家族だけでも 味方になって欲しいですよね。

この言葉で穂積の未来は大きく変わります。

 

名言③

これは名言というより 感動のシーンです。

穂積は口で絵を描きながら 心の中で叫びます。

 

何かを成しとげるには 殺し合うより方法はないのか?

何かを創り出すことで変えることはできないのか

オレは  創り出す人間でいたいんだ

やっぱり甘いかな 廉子… 愛しているよ

〜深紅の章3より〜

 

バサラは 戦闘シーンが多いですが、平和について考えさせられます。

 

サラサと朱理が結ばれるシーン

 

たくさんの物を失った二人が偶然 出会うシーンです。

(サラサ)

なぜ ここにいるの?と聞けばよかったのかもしれない

だけど同じことを聞き返されるのが 怖かった

朱理も タタラに石を投げたいかもしれない

忘れたいと思った

逃げたいと思った

卑怯でよかった

そうして ただ1人の更紗で 更紗でいたかった

(朱理)

どうしてここにいるんだ と聞けばよかったんだろう

けれで そんなことはどうでもよかった

オレは 自分の思いに手一杯で

ただ 更紗を抱きつぶしてしまいたかった

それでは 更紗を傷つけるだろう

だけど 更紗が笑ったので

笑って オレを抱きしめてくれたので

 

—サラサと朱理が抱き合います。—

 

(朱理)このままこうしていると 砂の柱になっちまうな

(サラサ)なってもいい

なってもいい…

嵐の夜は冷えるしな

…ううん 寒くないよ 朱理

(朱理)口の中までジャリジャリだ

(サラサ)ジャリジャリだね

 

ここで エンディングで良いのではないかと思ってしまいました。

これからの悲劇が切なすぎて…

 

おまけ

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