【悲報】新海誠監督 インタビューにて「秒速5センチメートル」に似た作品は作らない

秒速5センチメートル

 

こんにちは「ゆきだるま」と申します。

2022年11月11日に 映画「すずめの戸締まり」が公開されました。

新海誠作品の中でどの映画が好きですか?

ワタシは「秒速5センチメートル」が一番好きです。

 

興行収入・観客動員数

 

公開観客動員興行収入
秒速5センチメートル20071億
星を追う子ども20112,000万(推定)
言の葉の庭20131.5億(推定)
君の名は20161928万人250.3億
天気の子20191063万人141.9億
すずめの戸締まり2022

 

ゆきだるまの「勝手にランキング」では

秒速5センチメートル > 君の名は > 天気の子 >言の葉の庭 >すずめの戸締まり> 星を追う子ども

という順位です。

 

「秒速5センチメートル」で始めて、新海誠監督を知りました。

映像の綺麗さも好きですが、

キャラクターの一人語りの世界観も たまらなく好きでした。

 

この映画を小学生の時に見ていたら、ワタシは もっとイタイ少年になっていました。

 

新海誠のインタビュー

 

さて、本題に入ります。

 

今回 なぜ記事にしようかと思ったかというと、

2022年11月16日の読売新聞のインタビューで下記のように説明がありました。

 

「秒速5センチメートル」(07年)で登場する少年、少女たちは内省的で、モノローグにより話が進む。

(中略)

「『秒速』は思いがけず、狭く深い場所に届いた。『同じような作品を』と望む声があるのは知っているが、自分自身の興味も変わっていく」

年齢を重ねたということでもある。

 

簡単にいうと、「秒速5センチメートル」のような世界観の映画は 2022年現在 作る予定がないそうです。

ちょっと切ないです。

 

映像

 

予告

 

「秒速5センチメートル」の 登場人物

 

主に3人です。

 

遠野貴樹とおのたかき

小学校3年生の時に東京へ転校。

中学2年生の時に鹿児島に転校。

 

篠原明里しのはらあかり

小学生の時に転校。遠野くんと出会う。

中学1年生の時に栃木に転校

澄田花苗すみだかなえ

転校してきた遠野くんに片思い。

高校でも遠野くんを一途に思う。

 

ストーリー

 

ストーリーと呼べる ストーリーは特にないのですが・・・

淡々と物語が進みます。

 

お互い転校生同士。

図書館が好き。

なので 二人の距離は近づきます。

篠原さんから 桜の落ちるスピードが、秒速5センチメートル である事を教えてもらいます。
二人の仲が良い事を周りはひやかします。

遠野くんは篠原さんの手を取り、教室をでます。

中学校は栃木に行くことを遠野くんに話します。
中学生になり 篠原さんから手紙が届きます。

文通が始まります。

中学2年生になったら 遠野くんは鹿児島へ転校します。

その前に栃木で会う約束をします。

19時に逢う約束をしますが、電車が雪で遅延します。

 

遠野くんの1人語り

 

電車で遅延をしている時に 篠原さんを思っての語りがあります。

 

 

“タカキくん お元気ですか?”

”部活で朝が早いのでこの手紙は電車で書いています”

手紙から想像するアカリは

なぜか いつも 1人だった

電車はそれから結局——–

2時間も何もない荒野に停まり続けた

たった1分がものすごく長く感じられ

時間は はっきりとした悪意を持って

僕の上をゆっくりと流れていった

僕は きつく歯をくいしばり

ただとにかく 泣かないように

耐えているしかなかった

アカリ・・・

どうか・・・もう・・・

家に・・・

帰っていてくれればいいのに・・・

 

予定よりだいぶ遅れて 2人は再会します。

 

2人が唇を交わしている時に

遠野くんの1人語りがあります。

(//∇//)

恥ずかしくて 何度も聞けませんね。

 

 

その瞬間—–

永遠とか心とか魂とかいうものが

どこにあるのか

分かった気がした

13年間 生きてきたことの全てを

分かち合えたように僕は思い

それから 次の瞬間—-

たまらなく・・・

悲しくなった

アカリのその温もりも その魂を

どのように扱えばいいのか

どこに持っていけばいいのか

それが僕には分からなかったからだ

僕たちはこの先も

ずっと一緒にいることはできないと

はっきりと分かった

僕たちの前には

いまだ巨大すぎる人生が

茫漠とした時間が

どうしようもなく横たわっていた

でも—–

僕を捉えたその不安は

やがてゆるやかに溶けていき

あとにはアカリの柔らかな

唇だけが残っていた

 

まだまだ紹介したい 1人語りがあるのですが・・・

ちょっと 暗いシーンになるんですよね。

 

興味のある方はDVDを借りて見てみてください。

 

おまけ

 

↑「すずめの戸締まり」について記事にしました。

 

↑「言の葉の庭」について記事にしました。

 

まとめ

 

遠野くんの1人語りだけではなく 澄田さんの1人語りもあります。

サーフィンで波に乗れた事で 遠野くんに告白をしようとします。

でも、彼の心が 遠くにある気がして告白を躊躇します。

 

いや〜 恋愛映画を見ると 厨二病が 再発してしまいそうです。

^^;

 

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